フォードマスタング エレノアについて

マスタング エレノア(Mustang Eleanor)

フォード・マスタングの歴史的偉業
マスタング エレノア

  

エレノアという名の由来

エレノア(Eleanor)というのは、1973年に製造開始されたフォード マスタング マッハ1が「Gone in 60 Seconds」という映画に使われた際にエレノアと名づけられたことに由来している。
 
「エレノア」は、映画のタイトルクレジットに乗った唯一のマスタングである。
 
その映画では、2台のマスタング エレノアが使用されたが、1台は撮影のために加工されてスタントやアクション場面で使用され、2台目のエレノアは見映えの良いエレノアが中心となるシーンに使用された。
 
スタント用のエレノアは、撮影に入るまでに250時間にも及ぶ加工時間を要し、NASCARのサーキットにさえ適合するまでに至った。トランスミッションはチェーンで固定され、ドライバーの視点からの撮影が可能となるよう、動きを調整できるカメラが後部座席に設置された。また、安全面においてもシートベルトの補強やデッドボルトでのドアロックなどが追加されていた。
 

エレノアでのスタント
スタント用のエレノアは、過酷な使用状況で2回の大事故を起こしながらも最後まで生き延びた。
 
一度目の事故は、別の車が止まる予定の場所を超え、エレノアに後ろから衝突した際、エレノアは時速100マイル(時速160キロ)以上のスピードで照明に突っ込んだことである。この事故では、2時間の修理の後、撮影が再開された。
 
二度目の出来事は、距離128フィート、高さ30フィートに及ぶジャンプシーンで非常に激しい着地となり、エレノアは大きなダメージを受けた。
 
スタントマンは二度とも負傷することになったが、エレノアは無事だった。
 
この映画の後、「エレノア」は映画館のロビー、カーショー、フェアー、レース会場やショッピングセンターなどさまざまな場所で展示され、脚光を浴びることになり、テレビのニュースでも取り上げられた。
 
エレノアは、その後、「The Junkman」、「Deadline Auto Theft」、そしてニコラスケイジ主演の「60セカンズ(Gone in 60 seconds)」などに使われることになり、現在、ミニカーなどのおもちゃにも「エレノア」として登場している。




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