くらたま(倉田真由美)が脱税
くらたま(倉田真由美)の漫画制作会社「たまくら」が脱税−脱税・申告漏れ事件

脱税、申告漏れに関する事件を取り上げます。今回は倉田真由美氏(通称くらたま)の経営する漫画制作会社「たまくら」の脱税です。

  
倉田真由美(くらたま)について


大学時代、就職活動をしたが失敗し、倉田自身をモデルにして就職活動に失敗する女子学生を描いた漫画で、ヤングマガジンギャグ大賞に応募。大賞を受賞して漫画家デビュー。

西原理恵子の作品を読んで「この程度なら私にも描ける」と思ったのが、漫画家を目指したきっかけだとか。

他にも作中で作風を模倣している立場にも関わらず、西原を馬鹿にしたような言動が数箇所あり、西原ファンの中ではアンチ倉田ファンがかなり多いといわれている。

2000年より週刊誌SPA!で、大きな欠陥のある男性との交際を繰り返す女性たち(倉田本人も同様の傾向がある)について描いた作品「だめんず☆うぉ〜か〜」の連載を始め、これでブレイクする。

以後、恋愛・男女関係やコミュニケーションに関する仕事が増える。

現在では漫画家としてだけではなく、主にコメンテーターとしてテレビなどにも多く出演している。


所得隠し事件

2006年11月29日、自身が経営する会社「有限会社たまくら」が東京国税局より2005年4月期までの3年間、約1800万円の所得隠しを指摘されていたことが報道された。

フリーターや学生から名前を借りて架空のアシスタントを立て、60人分程度の給与を水増ししていたと認定された。

重加算税を含めた追徴税額は約600万円とみられる。

同社は2005年12月に修正申告したものの、本人は一貫して容疑を否定している。この件が発覚した後に出演した『たかじんのそこまで言って委員会』(2006年12月10日放送分)冒頭でこの件について涙ながらにコメントをしたが、橋下徹ら共演者等のツッコミにしどろもどろになってしまった。

また、『週刊文春』2006年12月14日号で、『くらたま悪質脱税 だめんずを使って領収書集め』と報じられた。


漫画制作会社「たまくら」が所得隠(2006年11月日刊スポーツ)

人気コミック「だめんず・うぉ〜か〜」で知られる漫画家、倉田真由美さんが社長を務める漫画制作会社「たまくら」(東京都新宿区)が東京国税局の税務調査で、2005年4月期までの3年間に約1800万円の所得隠しを指摘されたことが29日、分かった。

 重加算税を含めた追徴税額は約600万円に上り、既に修正申告している。

 関係者によると、たまくらは漫画のアシスタントが実際には数人しかいないのに、数十人を雇っているように装って、人件費を水増ししていたという。

 倉田さんは「(だめんず・うぉ〜か〜で)にわか収入があったのに税務面をいいかげんにしていたところがあった。ご迷惑をお掛けした」と話している。
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